淫らの森の美女(第2話)
「・・・・!」 「へへへ・・・お、おとなしくしな!」 部屋に入るやいなや、耕太が後ろから美春に抱きついた。ピンクのレオタード越しに、少 女の柔らかい身体の感触をむさぼるように、全身に手を這わせていく。そして、美春の赤 毛をポニーテールでまとめ上げた白いうなじに、舌を這わせていく。 美春は突然のことに声を発することもできず。耕太の手から逃れようともがくだけだ。 『へへへ・・たまらねえ・・・ぴちぴちしてやがる』 しかし、美春の抵抗を楽しむかのように耕太の手は、レオタード越しに小さくふっくら と持ち上がる乳房を揉みあげる。また、大きくカットされたピンクのレオタードの下腹部 に襲いかかる。 「オイオイ一人っきり楽しむのはナシだぜ」 ハゲ頭の鰻平も、いつの間にかすり寄って、 美春の白いタイツに包まれた形のいい足に手を回している。 「こんなお嬢さんがこんなはしたない格好で踊ってるんだねえ・・・」 禄助と呼ばれるがっしりとした中年男も美春の身体に手を這わそうとしている。 「・・・・・ひ、ひっ・・・ぐぐ・・」 美春が思わず叫び声をあげようとするのを、兄貴と呼ばれる男が飛びかかって、美春の口 に布きれを押し込んだ。 『おい!お楽しみは後回しだと行っただろ! 』 『・・・あ、あにきいそいつはせっしょうですぜ・・・何年ぶりかの女なんですぜ』 耕太が兄貴に訴える。鰻平と禄助はすごすごと引き下がるしかなかった。 『ばかやろう!今こいつに大声出されたらどうなってたか・・・・。まあいい・・・この 小娘は良い人質になるだろう』 そういいながら兄貴は美春の顎を掴みあげて顔を上げさせると、ドスの利いた声で言う。 『おい!ここにはさっき練習してた女以外に誰かいるのか!』 美春は凶暴そのものといった兄貴の顔にびびってしまったのか、おとなしくうなずく。 それが、どんな意味を持つのかも知れずに。 『・・・そうかい、そうかい・・・いいこだ』 美春の言葉に嘘はないと見たのか、いやらしい笑みを浮かべると、男達に命令する。 『おい聞いたとおりだ。向こうの部屋の娘っこ達を一網打尽だ。耕太お前がその娘を連れ て一番最初に行け、お前らは縄やガムテープハサミを持っていくんだ』 『高坂さん遅いわねえ・・・』 男達の乱入など思いもしない春菜は、いつまでも戻ってこない美春にいらだってい。もう とうに休憩時間は終わっているというのに。 『・・・やっぱりさぼりよね・・・』 生徒達がひそひそと内緒話をはじめる。普段から素行の悪い美春に、メンバー達の評判は あまり良くなかったからだ。 『・・・しょうがないわね』 これ以上美春のために時間を割くわけには行かなかった。なんのための強化合宿なのか分 からない。春菜がレッスン開始の合図をしようとしたときだ。 ばたん!大きな音をたててレッスン場の扉が開いた。 美春があわてて飛び込んできたかと、一同が振り返った。 『先生!』 美春の悲鳴が響き渡った。 そしてそれは淫虐の宴の幕開けでもあった。